1.申請書類の準備

まずは申請時に必要な書類を準備します。事業計画書などがこれに該当し、認定支援機関（認定経営革新等支援機関）と策定する必要があります。

参考：事業再構築補助金の申請に必要な書類

また、申請に必要な「GビズID」は発行に2週間程度かかるため、このタイミングで取得しておくのがおすすめです。

2.申請

必要な書類などが揃ったら、申請を行います。申請は決められた公募期間内に専用サイトから行わなければなりません。専用サイトにログインをする際に「GビズID」が必要となります。

3.採択結果の確認

結果は公募締切日から40～60日程度経過したころに事業再構築補助金ホームページで発表されます。採択された事業者は法人番号を含む商号や名称のほか、事業計画名や認定支援機関名などの基本情報が公示されます。

※必要書類等の詳細は公募要領にてしっかり確認しましょう。

1.交付申請

Jグランツから交付申請に必要な書類をダウンロードして申請を進めます。その他、必要に応じて履歴事項全部証明書や確定申告書、決算書などの書類も準備します。
交付申請から交付決定まで1ヶ月程度かかり、また補助事業は採択発表日から14か月後の日まで（交付決定日から12か月以内）という期限があるため、交付申請は採択結果発表後すぐに開始することをおすすめします。
万が一採択を辞退しなければならない場合は、採択辞退届を提出します。

2.交付決定

交付申請後、事業再構築補助金の事務局で書類が審査され、問題なければ交付決定となります。交付決定通知書に記載された交付決定日から補助事業を開始できます。

3.補助事業の実施

補助事業計画に基づき、補助事業を実施します。
なお、代金の支払については、必ず補助事業期間内（交付決定日～補助事業終了日）までに行う必要があります。その他、様々な注意点がありますので、補助事業の手引きやよくある質問等を確認して事業を行いましょう。

4.状況の報告・中間検査等

補助事業期間中、事務局から状況報告を求められることがあります。指示があれば速やかに状況報告書を作成して補助事業の進捗状況を報告しなければなりません。必要に応じて中間検査が実施される場合もあります。
また、補助事業実施期間中に計画変更や社名変更があった場合、事故や自然災害で期間内の事業完了が難しい場合など、様々なシーンで書類の作成が必要となります。

5.実績報告書の提出

補助事業の完了後、30日以内に実績報告書を提出します。事業再構築補助金のホームページから書式・様式をダウンロードして作成します。その他、出納帳や取得財産管理台帳、発生した経費に関係する明細書や証明書など、必要に応じた書類も準備しなければなりません。

6.確定検査・補助金額の確定

提出した実績報告書が検査されます。建物や機械設備、補助事業の成果等を実際に確認する必要がある場合、現地調査も実施されます。
確定検査で問題がなければ、補助金の額が確定し、通知されます。

7.精算払の請求・補助金の受領

通知された補助金額に基づき、「補助金精算払請求書」を提出します。2週間～1ヶ月後に、指定口座に補助金が振り込まれます。